■全国紙A
国民の「水道離れ」が朝日新聞社の世論調査でくっきりと浮かび上がった。
水道の水をそのまま飲まない人が半分近くのぼり、女性、若者、東京や大阪
など都市生活者ほど割合が高くなる。おいしくないというだけでなく、水質
が安全かどうか不安だというのも理由のようだ。飲み水という暮らしの基本に対する安心がぐらついている。
■全国紙N
厚生省が昨年三月、設備や構造が「不適正」とした全国538カ所の一般廃棄物最終処分場のうち、
42施設で周辺の地下水などの水質の環境基準を上回っていたことが七日、厚生省の調査で分かった。
処分場が汚染源と特定できないケースもあるが、鉛やヒ素、大腸菌などが基準値の数倍から数十倍単位
で検出された。 |